2012年3月31日土曜日

006国内優先権って難しいよね

特許法3大分からないポイントの一つ、国内優先権制度。
(他の2つは29条の2、184条シリーズ)

たいていの教科書には

・上位概念抽出型
・単一性利用型

・実施例追加型


という説明がされてるけど、意味が分からないと思う。
条文も複雑だ。
→ここらへんを見てね
http://blog.goo.ne.jp/rinaino/e/4bb2eb9a53542bfb7d051c90616b2506

特許専任のスタッフがいない会社(中小・ベンチャー・個人の方)に
よく聞かれるポイントを整理しよう。

国内優先権
基礎出願
データが1個とれた段階で、とりあえず出願。
学会発表が迫ってる、商談日前に出願してしまいたい等
時間がないので、内容よりスピードを重視したい

国内優先権を利用
別のいいデータがとれたので、データを追加
最初から1年以内なら何度でも可能
明細書の内容は、基礎出願と基本的に同じだけど
内容の修正(誤字脱字、内容の訂正)もできる
基礎出願後に「この商品に使いたい」という実用化の目処がたったら
その内容に修正する

国内優先権を使った出願は、
一回目の書類(基礎出願のもの)が手元にあります。
最初から書類を作る必要がない分、時間も費用もセーブできます。

ちなみに、PCT出願も「優先権を使う出願」の一種です。

日本だけに出願→国内優先権
世界各国に出願→PCT出願

と覚えておけば、実務上は支障がないと思う。

PCT出願
日本に出願手続(1回の処理) ←いきなりヨーロッパに出した経験あり
日本語、英語、中国語、韓国語、アラビア語どれでもできる
(翻訳文は、あとで用意する)
アメリカ、ヨーロッパ、中国・・・等、各国に同内容で出願できる
(どの国に出願(国内移行)するかは、2年半後に判断)

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